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  • 2019.2.14

    イベント

    eLC・mLC共催「New Year Meeting 2019」パネルディスカッションに寄せられたご質問への回答集

    2019年1月28日開催のeLC・mLC共催「New Year Meeting 2019」にて実施いたしましたパネルディスカッションに寄せられました質問への回答をまとめましたのでご案内いたします。


    パネルディスカッション「マイクロラーニングの現状と未来の展望 Vol.2」

     

    昨年7月に「ラーニングイノベーション2018」展の中で行ったパネルディスカッションのシリーズ第2弾です。仕事に直結する新しい学びのスタイルとして注目されているマイクロラーニングの手法は、この半年の間にも多くのユーザーに導入され、組織マネジメント、部下の育成、女性活用から営業、接客まで、幅広い分野で、現場の生産性と実務能力の向上に着実な成果をあげています。
    今回のパネルは、マイクロラーニングの典型的な2つの活用領域である「人材育成」と「業務支援」にフォーカスし、具体的なユーザー事例のご紹介も交えつつ、導入のヒントにしていただくこと目的としています。

     

    マイクロラーニングコンソシアム 代表理事 /
    サイコム・ブレインズ株式会社 取締役CDO(最高デジタル責任者) 川口 泰司 氏

    マイクロラーニングコンソシアム 理事 /
    ユームテクノロジージャパン株式会社 代表取締役 松田 しゅう平 氏

    マイクロラーニングコンソシアム 理事 /
    アステリア株式会社 ネットサービス本部 副本部長 兼 ネットサービス本部 マーケティング部 部長 黒柳 開太郎 氏


     

    1.マイクロラーニング全般に関するご質問

    隙間時間を利用して学習する、というのは皆さん自発的に行っているのでしょうか?
    各自のスマホを利用して?

    ●成功されているユーザー企業さまに共通するポイントは「隙間時間に学習したくなる。役に立つコンテンツ」を用意されていること。モバイルなど「学びたくなったときにすぐ学べる環境」を用意されていることです。(UMU松田)
    ●企業によってレベルは異なりますがある程度、「いつまでにここまではやる」ということをルール化しているケースが多いです。また環境は会社貸与の端末での実施が中心ですが、共用端末で実施する場合などで個人の端末の方が学習しやすいのであれば、個人環境での実施を認めている企業様もいらっしゃいます。(アステリア黒柳)
    ●どのような動機付けの工夫をするかによりますが、概ね「学習のしやすさ」と「お役立ち度」がキーになります。逆に言うと、自律学習の風土づくりのためにマイクロラーニングを検討される企業も増えています。利用環境については、当初は業務端末としてスマホやタブレットを配布している企業がマイクロラーニングを導入するケースが多かったですが、現時点ではBYODも増えています。(mLC/サイコム 川口)

     

    製造現場の技量教育に使いたい。そういう事例がまだまだ少ないのはなぜ?

    ●最近では導入が増えています(理由:マニュアル離れ)。現場にモバイル端末が行き渡る。もしくは個人端末を使えるようになると更に増えてくると思います。(UMU松田)
    ●教育のためだけの導入となると、端末整備などで費用面がハードルになるケースもあり導入が進まないケースもありますが、技術マニュアルの共有とともに取り組みをされているお客様は多くいらっしゃいます。公開事例が少ないのは取り組み自体が自社ノウハウとなるため、公開を控える企業が多い背景もございます。(アステリア黒柳)
    ●店舗などでの導入が一気に広まりつつあることから考えると、製造現場での端末整備の問題が一番ネックになっているような気がします。製造現場では機密情報を扱うことが多くなるため、BYODに抵抗があることなども要因の一つになります。(mLC/サイコム 川口)

     

    マイクロラーニングの導入に向けて準備をしていますが、機器利用の不慣れ、 マイクロラーニングに対する不安等から導入に否定的な職員が多くいます。導入主催側と否定的職員との心理的な差をどう埋めたら良いか、他社さんの実例があればご教示いただけますでしょうか。

    ●日本の多くの企業さまが同様の状態だと思われます。「今後どんな学び方や学び文化を作っていけば会社が成長するだろう?」というテーマで、貴社ならではの学習文化を考えるディスカッションされてみてはいかがでしょう(UMU松田)
    ●新たな研修の取り組みを行うと手間が増えたり、成績に対する評価があるという懸念が否定的な意見につながるケースはありますが、Handbookのお客様ではあえて「研修」ではなく「理解度チェック」という位置づけで工夫されているお客様もいらっしゃいます。その場合はあくまで配信コンテンツに対する理解を促すために実施しており、結果(成績)による評価や指導などは行わないことがポイントとなります。(アステリア黒柳)
    ●導入する側の立場としては、まずしっかりとマイクロラーニングの目的、メリットをしっかりと理解して共有することです。学習者に対しては、学習者視点でのメリットを伝えるオリエンテーションが必須です。(mLC/サイコム 川口)

     

    動画配信のハードルとは、制作コストや配信プラットフォームでしょうか?

    ●一般的なハードルとして右記のようなものが挙げられます(リテラシー・スキル・機材・シナリオ・編集・データ容量・ネットワーク環境・プラットフォーム他)。現在はiPhoneやスマートフォンの機能向上により4K撮影や簡単に編集が出来るアプリなど制作は非常に手軽に出来るようになり、ネットワーク回線の細さをテクノロジーでカバーしたり、動画配信に特化したサービスも出始めています。(UMU松田)

     

    事前課題をさせる場合、受講者はいつどこでやることが多いのでしょうか?
    例えば自宅や通勤電車内の場合、勤務時間としているのでしょうか?

    ●「ご自身が最も学習しやすい環境」が理想です。勤務時間中に30分課題取り組み時間を取らせる企業さまもあります。(UMU松田)
    ●多くの企業は、事前課題から回答までの期間を設けることで、勤務時間外ではなく業務の隙間時間を活用し実施しています。(アステリア黒柳)
    ●提供側から特に時間を指定しない場合は、就業前の1時間、昼休み、就業後の1時間が多い傾向にあります。企業によっては曜日と時間を決めて(20分程度)一斉学習しているケースもあります。自宅学習や通勤時間を勤務時間とすることは各企業の考え方によりますが、労務管理上の問題などから否定的な企業がおおいです。(mLC/サイコム 川口)

     

    集合研修の日数を減らすときに、現場の抵抗とか、反対等はありますでしょうか?

    ●マイクロラーニングを使ったブレンディッドラーニングや反転学習が職場全体のパフォーマンスにつながることを全員が理解することが重要かと思います。
    ●また、現場側で現在の集合研修に疑問を持っている企業さまも多く感じます。(UMU松田)
    ●企業文化にもよりますが、一般的には抵抗よりも歓迎の方が多いと思います。(mLC/サイコム 川口)

     

    集合研修からではなく、eラーニングからマイクロラーニングへの置き換えという事例はありますか?

    かなり増えています。学習者は利便性を評価する傾向が強いです。(mLC/サイコム 川口)

     

    学校向けの事例はありますか?

    UMUに関して言えばグローバルで40万名以上の先生にご利用いただいており、その先生の数だけ受講者がいるため、事例は豊富です。(UMU松田)

     

    弊社ではすでにeラーニングを設計するときに行動レベルのゴールを設定して作ることを心がけており、またコンテンツは15分以内と取りきめているものもあります。これはeラーニングではなくマイクロラーニングなのでしょうか。

    一般的には数分程度のマイクロコンテンツを活用するといわれていますが、明確にどの程度がeラーニング・マイクロラーニングという区切りはなく、捉え方による部分もございます。貴社の実施されている内容が「行動や知識の定着」のために日々行えるような仕組みで取り組まれているのであればマイクロラーニングの範囲と言えると思います。(アステリア黒柳)

     

    社内向けの活用だけでなく、顧客向けの特定技術研修、人材育成サービスに活用する事例(有償、無償)は、ありますか?

    ●UMUは多くの研修会社さま・コンサルティング会社さまにご活用いただいており、実績は豊富にあります。(UMU松田)
    ●eラーニングベンダーよりも研修ベンダーの方が、マイクロラーニングの提供に積極的なようです。集合研修との相性がいいことが要因の一つになっています。(mLC/サイコム 川口)

     

    2.UMU/トランスコスモスさんに関するご質問

    UMUさんと契約されている自治体はありますか?

    現在それほど多くありませんが官公庁や自治体さまの一部でご利用いただいております。(UMU松田)

     

    モチベーションチェックの利用は皆欠かさずやっていますか? 使わない人はいませんか?

    ほとんどのユーザー企業さまが全員が欠かさず実践されています。「業務扱い」とされている企業さまが多いです。(UMU松田)

     

    トランスコスモスさんの事例であったモチベーション管理のツールもUMUに装備されているのでしょうか?

    アンケート機能を使ってデータの吐き出しまでがUMUのパートとなり、その後の分析はユーザーさまご自身で行っていらっしゃいます。(UMU松田)

     

    日々のモチベーションチェックは強制ですか?データをとれることが素晴らしいです

    ほとんどのユーザー企業さまが全員が欠かさず実践されています。「業務扱い」とされている企業さまが多いです。(UMU松田)

     

    モチベーション管理ツールの事例ももう少し知りたかったです。

    mLCでは今後もオープンセミナーの形で、マイクロラーニングの事例、ツール、コンテンツ、導入方法などの情報を、継続して発信してまいります。ぜひご参加ください。(mLC/サイコム 川口)


     回答集のPDFはこちらよりダウンロードしてください。